
ジョイント・イノベーション・ラボ(以下 JIL)は、ウィジェットAPI仕様を他の移動体通信事業者に対してオープン化し、またワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム(以下 W3C)に提供することを、お知らせします。
今後、JILのアプリケーション開発環境は、移動体通信事業者やソフトウェア開発者に対して、よりオープンなものになります。またJILの移動体通信事業者は、開発者がアプリケーションをより簡易にコスト効率良く、多くのユーザーに届けることができるよう、新たに設立されたホールセール・アプリケーションズ・コミュニティ(WAC)に加入することも、併せてお知らせします。
これにより、モバイルインターネット・アプリケーションの提供を希望するあらゆる移動体通信事業者が、JILのウィジェットAPI仕様を利用できるようになります。また、JILの仕様が世界中でより多くの移動体通信事業者や携帯電話機メーカーに幅広く採用されることで、効率的なアプリケーションの開発が期待され、ユーザーにとって有益で、革新的なモバイルアプリケーションの開発が促進されます。
JILはすでに、W3Cのウィジェット仕様をサポートしています。JILがこのたびウィジェットAPI仕様をW3Cに提供することは、W3Cへのサポートをより強化することを示しています。
「JILのウィジェットAPI仕様をW3Cに提供することで、われわれはあらゆる移動体通信事業者や携帯電話機メーカーが、共通に参画できるオープンなモバイル用の開発プラットフォームを整備していきます。JILは、ソフトウェア開発者とともに、ユーザーに向けて革新的でさらに優れた商品とサービスを届けるべく、引き続きリーダーシップを担っていきます」とJILのCEO ピーター・スーは述べています。
JILは、チャイナモバイル・リミテッド、ソフトバンク、ベライゾン・ワイヤレス、ボーダフォングループが設立する合弁会社で、世界中のソフトウェア開発者による革新的なモバイルウィジェット開発を促進する幅広いツールを提供しています。モバイルウィジェット向けの共通仕様、使いやすい開発キット、オンラインストレージ、配信/決済機能システムを提供し、開発者が、その製品をアフリカ、アジア、ヨーロッパ、北米にまたがる70カ国以上のユーザーにアプリケーションを提供することを促進しています。
JILはまた、すでに発表しているLGエレクトロニクス Inc.、Research In Motion Limited、サムスン電子株式会社およびシャープ株式会社に加え、新たにHTC Corporation、Huawei Device Co., Ltd、レノボ、ZTE CorporationもJILが提供するウィジェットに対応する携帯電話機を開発することを発表します。
JILは、2008年にチャイナモバイル・リミテッド、ソフトバンク、ボーダフォングループによって設立され、2009年にベライゾン・ワイヤレスが加わっています。