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ソフトバンク株式会社

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課題と戦略

純有利子負債の削減

当社グループは純有利子負債※1の削減を課題としており、純有利子負債を2009年3月末の1.9兆円から3年間で半減させ、6年間でゼロにすることを目標に掲げています。2011年12月末時点の純有利子負債は約0.7兆円まで減少しており、2014年度末までにゼロとする目標に変更はありません。

また、この目標の達成に向けて、当該有利子負債の返済原資とするために、2009年度から2011年度までの3年間で累計1兆円以上のフリーキャッシュフロー※2創出に取り組んできました。その結果2011年12月末にはフリーキャッシュフローの累計が1.18兆円となり、この目標数値を達成しています。

2016年度目標「連結営業利益1兆円」

当社は、創業以降初めて発表する中長期利益計画として、「2016年度に連結営業利益1兆円を創出する」ことを宣言しました。その達成のための戦略として、「顧客基盤の強化」と「ネットワークの増強」を挙げています。

顧客基盤の強化

当社は国内の他の移動体通信事業者と比べ、早くからスマートフォン、タブレット端末の販売に注力してまいりました。特に主力商品であるiPhone 4Sは、お客さまからの満足度も高く、引き続き好調な販売を維持しています。この結果、ソフトバンクモバイルの2011年4~12月期の純増契約数は243万件となり、5年連続No.1※3を達成しています。
そして、さらなる顧客基盤拡大の鍵は、ソフトバンクグループ傘下となったウィルコム※4です。ウィルコムの2011年4~12月のPHS純増契約数は6年ぶりに50万件を超え、さらにPHSとウィルコムが販売する3G回線を合わせた累計契約数は450万件(内PHSは431万件)まで増加しました。ソフトバンクグループ傘下となって以降、ウィルコムとソフトバンクモバイルのシナジー効果が十二分に発揮されたことで、同社の契約数はV字回復を達成しました。これらの結果、ソフトバンクモバイルとウィルコムの累計契約者数の合計は、ボーダフォン買収時の契約者数の2倍超にまで拡大しています。

ネットワーク増強

ソフトバンクモバイルの通信ネットワークによりご満足いただくためには、「接続率」と「速度」という2点が重要と考えています。

接続率

基地局数※5は、2011年12月時点で18万局となり、1年で2.3倍になりました。その結果、総合接続率※6は他社と同等の98%台(2012年1月時点)まで改善しました。その他電波改善の施策として、電波改善訪問調査による「フェムトセル設置サービス」を2012年1月から全国で開始しました。さらに「ソフトバンクWi-Fiスポット」のアクセスポイント数は、国内大手移動体通信事業者3社比較で最多の約20万アクセスポイント(2012年1月31日現在)に達しました。また、2011年11月からは、都営地下鉄に続き東京メトロ全線の駅構内で「ソフトバンクWi-Fiスポット」が利用できるようになっています。今後も順次全国主要都市の駅構内で利用できるよう、さまざまな鉄道事業者と連携し、サービスエリアを拡大してまいります。さらに、2012年3月に移動体通信サービスに最も適した「プラチナバンド」と呼ばれる、900MHz帯の免許を取得しました。ライフラインをつなぐことがわれわれの重要な責務であるという認識の下、積極的な設備投資を行い、多くのお客さまにより快適に安心してご利用いただけるネットワークを提供してまいります。

速度

当社は次世代高速通信「SoftBank 4G」を2012年2月24日(金)より提供開始し、これに対応した高速データ通信端末「ULTRA Wi-Fi 4G SoftBank 101SI」の販売も開始しました。同端末を用いたULTRA Wi-Fi 4Gの通信速度は下り最大76Mbpsとなり、同業他社の次世代通信サービスの速度を凌駕し、業界最速の通信サービスとなります。

東日本大震災への対応と災害に備えたBCPの見直し

2011年3月11日に発生した東日本大震災の影響から、当社グループの通信サービスが一部の地域で利用できない状況が生じました。ご利用のお客さまには大変ご迷惑をおかけしましたことを、深くお詫び申し上げます。
当社グループでは、大規模災害発生時にも通信サービスを提供し続けるための対策や災害に伴う障害から早期に復旧するための方策などについて検討を重ねると共に、従来の想定を越える大規模災害に備えてBCP(事業継続計画)の見直しを進めています。

[注]
  • ※1純有利子負債:有利子負債-手元流動性。
    有利子負債:短期借入金+コマーシャル・ペーパー+1年内償還予定の社債+社債+長期借入金。リース債務を含まず。
    ボーダフォン日本法人の買収に伴う事業証券化(Whole Business Securitization)スキームにおいて発行された社債(銘柄:WBS Class B2 Funding Notes、発行体:J-WBSファンディング(株))のうち、当社が前期に取得した額面27,000百万円を除く。
    手元流動性:現金及び預金+流動資産に含まれる有価証券(当社米国子会社が保有するYahoo! Inc.株式を除く)。
  • ※2フリーキャッシュフロー:営業活動によるキャッシュフロー+投資活動によるキャッシュフロー。
  • ※3(社)電気通信事業者協会による株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモおよびKDDI株式会社各社のデータを基に当社算出。
  • ※4当社は、株式会社ウィルコムの発行済み株式を100%保有していますが、同社は会社更生法上の更生会社であり、当社と同社の間では有効な支配従属関係が存在しないと認められることから、子会社としていません。
  • ※5ホームフェムト、ホームリピーターを除く。
  • ※6外部調査会社調べ。各キャリアのテストモニターへ実施(約150,000件/月)。
  • Apple、Appleのロゴは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
  • iPhoneは、Apple Inc.の商標です。
  • iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
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