
ソフトバンクは2011年10月27日に、2011年度 第2四半期決算を発表しました。
2011年度 第2四半期のソフトバンクグループの連結業績は、売上高が15,356億円(前年同期比5%増)、EBITDA*1が5,331億円(同16%増)、営業利益が3,732億円(同18%増)、そして経常利益は3,144億円(同24%増)となりました。営業利益は6期連続で過去最高益*2となり、前年同期に引き続きKDDIを上回りました。さらに、当期純利益は前期比2.8倍の2,172億円と大幅増益となり、KDDIを初めて逆転しました。
また、純有利子負債*3が利益(EBITDA)の何倍かであるかを示す純有利子負債/EBITDA倍率は0.7倍となり、健全性の目安となる1.0倍を切りました。利益の増加と負債の削減により、財務の健全性が向上しています。

ソフトバンクグループが掲げているコミットメントは順調に達成されており、財務状況は大きく改善しています。

ソフトバンクモバイルの2011年4~9月期の携帯電話純増契約数は149万件で、圧倒的No.1を継続しています。また、昨年末にグループ傘下に入ったウィルコム*5を加えた累計契約数は2011年9月時点で3,105万件となり、5年間で2倍となりました。データARPU*6も順調に増加し、移動体通信事業の通信料売り上げも7,118億円(同14%増)と高い成長性を示し、その結果、移動体通信事業の営業利益でも、KDDIを初めて上回りました。
10月に、KDDIからもiPhoneが発売されましたが、iPhone 4Sの予約数、純増数、業績、どれをとっても変わらず好調です。
一方、ソフトバンクモバイルが「唯一の弱点」としているネットワークについては、その弱点の克服のため、さまざまな努力を継続しています。基地局数は5年間で8倍となり、またお客様からの指摘が多かった自宅などでの接続率も、現在では他社とほぼ同水準にまで改善しています。「ソフトバンクWi-Fiスポット」のアクセスポイント数は他社を圧倒的に上回る125,000となり、11月からは、都営地下鉄に続き東京メトロ全線の駅構内で、無線LANが利用できるようになりました。今年12月に免許申請が予定されている900MHz周波数帯の割り当てについては、その獲得に強い意欲を持っています。ソフトバンクモバイルは2011年度からの2年間で1兆円の設備投資を行うことを表明しており、今後もさらなるネットワークの改善に努め、さらなる成長を持続させます。
ソフトバンクグループは、過去数年間、インターネットのモバイル化を推進し大きな発展を遂げました。特にiPhone、iPadの登場は国内携帯電話業界に大きなインパクトを与えました。今後もスマートフォン、スマートパッド(タブレット端末)のような「インターネットマシン」は、ソフトバンクグループのモバイルインターネット戦略の重要な柱になります。
アジアにおけるインターネット戦略の一環として、ソフトバンクは2つの新たな投資を行いました。
ひとつは世界規模でモバイル広告ネットワーク事業を展開するInMobiグループのInMobi社。ソフトバンクは同社に対して1億ドルの出資をしており、来年4月までに1億ドルの追加出資をすることで、筆頭株主となる予定です。
また、インド有数の企業グループであり、インド最大*7の移動体通信事業者であるBharti Airtel社を擁するBhartiグループと合弁会社「Bharti SoftBank Holdings Pte. Ltd.」を設立しました。高い成長が見込まれるインドのモバイルインターネット市場を開拓することを目指し、ソーシャルメディア、ゲーム、電子商取引の3領域を中心に、今後も有望なモバイルインターネット企業への出資などを通じて事業を拡大させていきます。
