
ソフトバンクグループは、「自由・公正・革新」を基本思想に掲げ、「情報革命で人々を幸せに」することを経営理念としています。この基本思想および経営理念に基づいて長期的かつ安定的に発展し、顧客、株主、従業員、取引先、社会などすべてのステークホルダーにとって魅力的な企業として継続的に企業価値を向上させていく上で、コーポレート・ガバナンスを重視しています。
当社は、子会社178社および関連会社92社※1を有する純粋持ち株会社であり、グループの基本思想、理念の共有を図り、ガバナンス体制に関する基本事項を規定する「ソフトバンクグループ憲章」を定めるとともに、各種グループガイドラインを制定し、それらに基づきグループ経営を行っています。
当社は監査役制度を採用し、4名の監査役のうち3名を社外監査役とすることで客観性の確保に努め、監査役による十分な監視機能が発揮できる体制を整えています。また当社は、社外監査役だけでなく社外取締役も招聘することで、積極的に社外の視点を取り入れています。当社は、これらの取り組みが経営の透明性の向上や取締役に対する監督機能の強化につながると考えています。

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私がソフトバンクの取締役に就任した2001年にソフトバンクグループはADSLサービスを開始し、2004年に日本テレコム(現ソフトバンクテレコム)、そして2006年にボーダフォン日本法人(現ソフトバンクモバイル)を買収するなど、この10年間でグループを大きく拡大させてきました。 私は「ユニクロ」などを展開するファーストリテイリングでの経験と知識を生かし、事業拡大や買収などの局面で、リスクとチャンスのバランスを念頭に置いた提言を行っています。ファーストリテイリングはアジアを「ユニクロ」にとって最大の成長機会ととらえて展開を進めており、アジアへの投資を強化するソフトバンクグループの戦略と一致しています。製造小売業と情報通信・インターネットと業態は違っても、アジアを重視するという点では共通しており、そのような観点からもソフトバンクグループの経営に貢献していきたいと考えています。また「ソフトバンクといえば孫 正義」と、オーナー企業でワンマン経営が行われていると思われがちですが、私たち社外取締役が各々の知識や経験を生かした助言を行い、十分な審議を経た上で適切な経営判断が行われています。 |
|---|---|
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私は2001年6月から2004年6月までの3年間と、2006年6月から現在に至るまで、社外取締役を務めています。私の専門分野は金融で、Goldman Sachs & Co.やその関連会社で、30年にわたってアメリカやアジアの投資銀行市場の動向を見てきました。そこで得た海外の経営戦略や金融にかかわる知識を生かして、ソフトバンクグループの経営をサポートしています。 近年の最重要課題の一つは、好調な事業によって生み出されたキャッシュ・フローで借入金を減らすことでした。加えて、現在では戦略的なシナジーを生み出すことを目的として、情報産業に関連したアジア企業への投資を行っています。私は今後もソフトバンクグループの成長を支援するために、財務的な観点から海外投資について提言していきたいと考えています。 |
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このたびソフトバンクの取締役を拝命しました。私はインドの起業家第1世代であり、18歳でBharti Enterprisesを起こしました。同社は今ではインド有数の企業となっています。 若いころは日本で過ごし、日本で鍛えられたともいえます。日本での経験はインドを代表する通信会社 Bharti Airtel Limitedの起業に大いに役立ち、現在同社は世界19カ国、顧客数2億2,300万人を有する世界第5位の通信会社となりました。 通信業界はデータ通信へのシフトが急速に進み、情報がこの業界の中心となりつつあります。このような時代にソフトバンクというすばらしい企業の一員となる機会を賜りました。ソフトバンクはデータ通信で大きな実績を挙げ、今後もリーダーとしてモバイルインターネット業界をけん引していくことでしょう。通信業界がデータ通信の時代へ大きく動いていく中で、ソフトバンク取締役への就任を光栄に思います。今後とも株主の皆さまにはご支援いただきたくよろしくお願い申し上げます。 |
| 氏名 | 選任理由・活動状況 |
|---|---|
| 柳井 正 | (株)ファーストリテイリングなど、先進的な経営を進める会社の経営者としての幅広い知識と経験を活かした、当社の経営判断、意思決定に必要な助言をいただくことを目的に社外取締役に選任しています。 2011年3月期に開催された取締役会21回中、19回出席。 |
| マーク・シュワルツ | 海外における経営戦略、金融分野での幅広い知識と経験を活かした、当社の経営判断、意思決定に必要な助言をいただくことを目的に社外取締役に選任しています。 2011年3月期に開催された取締役会21回中、19回出席。 |
| スニル・バーティ・ミタル※2 | 国際的な企業経営に関する豊富な経験と幅広い見識を活かした、当社の経営判断、意思決定に必要な助言をいただくことを目的に社外取締役に選任しています。 |
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私は公認会計士・税理士としての経験から、会社の業務を監査する上でコーポレート・ガバナンスの評価、なかんずく内部統制システムの整備・運用の評価が重要であると考えています。 私はソフトバンクのコーポレート・ガバナンスの要は取締役会であると思います。ソフトバンクの取締役会を構成する9人の取締役は社長をはじめ優れた経営感覚・理念の持ち主であり、また法令および職業倫理順守の重要性を強く認識されています。取締役会においては真剣かつ活発な議論が行われ、取締役会の監督機能は十分に働いていると考えています。 ソフトバンクの監査体制としては、監査役監査、会計監査人による会計監査、および業務執行から独立した専任の部署である業務監査室による内部監査があります。 監査役は監査の一環として業務監査室および子会社の監査役から定期的に報告を受け、さらに必要に応じて意見交換および協議を行っています。また監査役は会計監査人と定期的に会合を持ち、意見交換を行っています。 |
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| 氏名 | 選任理由・活動状況 |
|---|---|
| 宇野 総一郎 | 弁護士としての専門的見地から、法令にのっとった手続きがなされているかなど、意思決定の妥当性・適正性を確保することに期待し、選任しています。 2011年3月期に開催された取締役会21回中20回出席、監査役会14回中14回出席。 |
| 柴山 高一 | 公認会計士・税理士としての専門的見地から、財務・税務上の手続きに問題がないかなど、意思決定の妥当性・適正性を確保することに期待し、選任しています。 2011年3月期に開催された取締役会21回中21回出席、監査役会14回中14回出席。 |
| 窪川 秀一 | 公認会計士・税理士としての専門的見地から、財務・税務上の手続きに問題がないかなど、意思決定の妥当性・適正性を確保することに期待し、選任しています。 2011年3月期に開催された取締役会21回中20回出席、監査役会14回中14回出席。 |
役員の報酬等の額は、株主総会で決議された総額の範囲内で、取締役については取締役会決議、監査役については監査役の協議によって決定しています。報酬限度額は、株主総会決議(1990年6月28日決議)によって、取締役は年額8億円以内、監査役は年額8,000万円以内と定めています。
| 役員区分 | 報酬等の総額 (百万円) | 報酬等の種類別の総額(百万円) | 対象となる役員の員数(人) | ||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 基本報酬 | ストック オプション | 賞与 | 退職 慰労金 |
||||
| 取締役 | 244 | 244 | - | - | - | 9 | |
| うち社外取締役 | 30 | 30 | - | - | - | 3 | |
| 監査役 | 70 | 70 | - | - | - | 4 | |
| うち社外監査役 | 29 | 29 | - | - | - | 3 | |
| 氏名(役員区分) | 連結報酬等の総額 (百万円) | 会社区分 | 連結報酬等の種類別の額(百万円) | |||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 基本報酬 | ストック オプション | 賞与 | 退職 慰労金 |
|||
| 孫 正義(取締役) | 108 | ソフトバンク | 96 | - | - | - |
| ソフトバンクモバイル | 12 | - | - | - | ||
| 宮内 謙(取締役) | 128 | ソフトバンクモバイル | 43 | - | 8 | - |
| ソフトバンクBB | 20 | - | 4 | - | ||
| ソフトバンクテレコム | 43 | - | 8 | - | ||
| 笠井 和彦(取締役) | 108 | ソフトバンク | 108 | - | - | - |
| 井上 雅博(取締役) | 158 | ヤフー | 60 | 12 | 84 | - |
| ロナルド・フィッシャー(取締役) | 102 | SOFTBANK Inc. | 85 | - | 17 | - |
当社の株式の保有状況については以下の通りです。
| 銘柄数 | 貸借対照表計上額の合計額 |
|---|---|
| 5銘柄 | 12,899百万円 |
| 2009年度 | 特定投資株式およびみなし保有株式はありません。 |
|---|---|
| 2010年度 | 特定投資株式およびみなし保有株式はありません。 |
| 2009年度 (百万円) | 2010年度 (百万円) |
|||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 貸借対照表計上額の合計額 | 貸借対照表計上額の合計額 | 受取配当金の合計額 | 売却損益の合計額 | 評価損益の合計額 | ||
| 含み損益 | 減損処理額 | |||||
| 非上場株式 | 1,223 | 973 | 40 | - | - | △644 |
| 非上場株式以外の株式 | 308 | 222 | 9 | △2 | 38 | - |
当社および連結子会社のうち、投資株式の貸借対照表計上額(投資株式計上額)がもっとも大きい会社(最大保有会社)であるヤフー株式会社の株式の保有状況については以下の通りです。
| 銘柄数 | 貸借対照表計上額の合計額 |
|---|---|
| 20銘柄 | 29,952百万円 |
| 2010年度 特定投資株式 | |||
|---|---|---|---|
| 銘柄 | 株式数(株) | 貸借対照表計上額(百万円) | 保有目的 |
| GMOインターネット株式会社 | 5,054,152 | 1,940 | 出資を通じた協業によりヤフーのサービスを強化し、利益の最大化を目指すため |
| 株式会社セプテーニ・ホールディングス | 7,000 | 333 | 同上 |
| 株式会社サイネックス | 648,000 | 314 | 同上 |
| 夢の街創造委員会株式会社 | 5,100 | 208 | 同上 |
| 株式会社ブロードバンドタワー | 2,609 | 163 | 同上 |
| 株式会社いい生活 | 3,330 | 108 | 同上 |
| オリコン株式会社 | 2,400 | 96 | 同上 |
みなし保有株式はありません。
保有目的が純投資目的である投資株式はありません。
当社および連結子会社のうち、投資株式の貸借対照表計上額(投資株式計上額)が最大保有会社の次に大きい会社であるCharlton Acquisition LLPの株式の保有状況については以下の通りです。
保有目的が純投資目的以外の目的である投資株式はありません。
| 2010年度(百万円) | |||||
|---|---|---|---|---|---|
| 貸借対照表計上額の合計額 | 受取配当金の合計額 | 売却損益の合計額 | 評価損益の合計額 | ||
| 含み損益 | 減損処理額 | ||||
| 非上場株式 | - | - | - | - | - |
| 非上場株式以外の株式 | 14,402 | - | △439 | △5,237 | - |